マスコットバットは多くのプロ野球選手が実戦や練習で使用しています。マスコットバットを実践や練習で使うメリットとは一体何なのか。デメリットも併せて解説していきます。
マスコットバットとはいったい何なのか?
マスコットバットとは、合竹や合成の木を使用しており、折れにくく、若干重たいのが特徴です。
芯も小さいため練習用には最適なバットです。試合用とバットと比べて扱いにくいバットとなっています。
以上3点がわかりやすい特徴になっています。
そんなマスコットバットを使うメリットについて解説していきたいと思います。
マスコットバットを使うメリット
マスコットバットを使うメリットは以下の3点が挙げられます。
1つずつ解説していきます。
折れにくい
どんな場面でも気軽に使えるバット
どんな場面でもとりあいずマスコットバットを使って打撃練習に励むことができます。
- 実践
- 紅白戦
- マシン打撃
- フリーバッティング
- ティーバッティングなど
どんな打撃やバッティングに関わるものは、なんでもマスコットバットを使うことができます。
この投手との対戦はバットが折れそうやな…
練習試合や公式戦用バットは試合で使いたい…
このような悩みでもマスコットバットがあれば解決できます。
身体が温まるまでマスコットバットを使うといった、アップ的な役割も果たすバットです。
1本持っておけば、色々と役に立つバットになることでしょう。
振る力が付く
マスコットバットは、
折れにくい
という特徴があるので、思い切りスイングができます。
また重たいバットでもあるので振る力をつけることができます。
フィジカルを鍛えるという観点でもマスコットバットは有効的な使い方だと思います。
多くのプロ野球選手は、練習でマスコットバットを使用しています。
重たく扱いにくいバットを積極的に使うことは、振る力をつけるという考えもあるのかもしれません。
ミート力が上がる
マスコットバットは、
芯が小さい
という特徴があるので、ミート力が上がります。
他にも、
芯を少しでも外すと弾きが悪く、全く打球には距離が出ません。
また手も痺れます。
より芯にあたる技術を磨かなくてはなりません。
芯に確実に当てられるように体が無意識に意識し、ミート力を向上させる手助けになることでしょう。
マスコットバットを使うデメリットについて
メリットばかりではありません!
マスコットバットを使うデメリットは以下の2点が考えられます。
1つずつ解説していきます。
スイングが遅くなる?
言い換えさせてもらうと、
だらだらスイングしているとスイングが遅くなる
ということです、試合用のバットより重たいバットなので、だらだら振っているとゆっくり振っていることになります。
重たいバットをだらだら振っていると、ゆっくりバットを振る癖が付きます。つまり、
キレのないスイングが癖付いてしまいます。
そうならないためにもキレのあるスイングで素振りも打撃練習でも取り組んでいきましょう!
ドアスイングになりがち
インサイドアウトを意識し、いつものバットと同じようにバットを振っていれば何の問題もない!
のですが、
マスコットバットで連振りや連ティーなどを繰り返すと
だんだんバットの重さ(遠心力)に負けてバットと体が離れたスイングになってしまいがちです。
そうならないためにも、自分がベストを出せる範囲や、ドアスイングにならないように意識してバッティング練習や素振りをこなっていきましょう!
集中して取り組みましょう!そうすればマスコットバットで悪クセがつくことはないでしょう。
マスコットバットの進化系”バレルバット”
今流行りのバレルバットと言います。
重りが体に近い分、振るだけで、遠回りしないスイングが身に付くバットです。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
マスコットバットは、いい効果が多い分、間違った使い方をすると体に悪い癖がつくというバットでもあります。
しっかり試合同様にキレのあるスイングをすれば、間違いなく正しく使えることでしょう。
球児たちの参考になったら幸いです。
それはまた👋
コメント