中学野球を終え、高校野球へとステップアップする君へ送りたい1つのメッセージ。名門、強豪校へ声をかけられると素直にうれしい。そして行きたくなると思います。しかしそれは囲い込みかもしれないということを伝えておきたく記事に残します。
囲い込みとは
囲い込みとは
その都道府県の有望な選手を1つの高校に集めることです。
例えば人数の多い強豪や名門校はこのような戦法を使っているといわれても否定できません。
囲い込みの効果
- チャンスは多い
- チーム内の競争激化
- 甲子園出れやすくなる
1つずつ解説していきます。
チャンスが多い
特待生にも
- 全額免除
- 半額免除
- 入学金免除
と3種類あります。そのなかであなたがどれに該当するかはわかりません。
もしく特待ではないけど来てくれと声をかけられるケースもあると思います。
そもそもあなたは声をかけられているならほかの人よりはチャンスが多く与えられます。
声をかけられるということは?
・伸びしろがある
・期待されている
・才能を認められている
あなたは一般で入ってくる他野球部よりはいい扱いをされるでしょう。
ただしベンチに入れたり、レギュラーになれるかはあなたの実力次第です。
チーム内の激しい競争
いい選手が多い野球部はチーム内の競争が激しいです。
チーム内の競争が激しいと
成長スピードが速い
というメリットがあります。
その理由は
ライバルが多いから
です。
ライバルが多いと
- より結果にコミットする
- どうやって相手に勝つか
- 考えて練習や試合を行う
このように脳みそをフル活用し、相手に勝つことにコミットします。
相手に勝つためには技術を伸ばしたり指導者にアピールする必要があります。
この2つの力を大きく伸ばすことができ、この力は大学や社会人など次のステージでも役立つものになるでしょう。
- 切磋琢磨できる!
甲子園出れやすくなる
1番の目的は、
その高校が甲子園に出れやすくするためです。
出れやすくなる理由があります。
同じ都道府県の脅威を排除しているから
です。
いい選手を多く寄せ集めているチームは、例えば他の高校だったら4番やエースになる選手が多くいます。
つまりこのような選手は他の高校に進学していた場合、強豪や名門校にとってライバルになります。
それを阻止しているから甲子園にでれやすくなっています!
このように、他校だったらレギュラーになれる選手が名門や強豪校で控えやベンチ外では私はもったいないと思うのです。
どうすればいいのか
高校野球をする目的をはっきりさせること!
これが重要だと思います。
それではあなたが高校野球をする目的とは何でしょうか?
・野球が好き
・甲子園に出る
・甲子園でレギュラー
・プロ野球選手になる
・親に野球をやれって言われるから
ここをはっきりさせることでレギュラーになってもなれなくても、満足した結果を得られるでしょう。
例えば
絶対大阪桐蔭で野球がやりたい!
こういう人はレギュラーになれるなれないは別にしても大阪桐蔭に行くべきです。
ただし、
俺はプロ野球選手になりたい!だから強豪校へ行く!
このような人は一度考えてみた方がいいです。
果たしてプロ野球選手になれる人は強豪校や名門校の人だけでしょうか?
プロになりたい人は1度考えるべき理由
あなたは強豪や名門校に声をかけられのポテンシャルが高く、能力は上のレベルにあります。
プロになりたいのなら1度冷静に考えましょう。
- 背伸びした選択ではないか
- どのぐらい期待されているか
- レギュラーになれる保証はあるか
プロになるために必要なこと
- 実践経験
- 試合経験
- 自分だけの武器
プロになるためには以上3点が重要なことになります。
そもそもチャレンジ精神や声をかけられたから強豪や名門校に行くのは、賭けであり、レギュラーになれない確率の方が高いと思います。
- 実践経験
- 試合経験
- 自分だけの武器
この3つが得られる環境で野球をやることが、プロへの近道です。
自分がレギュラーで試合が出れそうで可能な限り野球の強い高校
この選び方が1番いいと思います。
プロへの道を次のステージでも可能性を残しながら進めることができます。
高校補欠だが大学でプロを目指すは厳しすぎるぞ!
絶対レギュラーや主力の方が楽しい
今は控え美化論がありますが、絶対レギュラーや主力で活躍したほうが楽しいです。
プロ野球へ夢の可能性を残すことにもつながります。
ただし
絶対〇〇高校に行きたい!
このような”直感”がある人は
例え囲い込みでも
その高校に行った方がいいと思います。
その方が後悔しない人生につながると思います。私がそうでした(笑)
まとめ
もう1度囲い込みの定義を振り返っておきます。
囲い込みとは
その都道府県の有望な選手を1つの高校に集めることです。
囲い込みの効果とプロ野球選手になりたい人は1度考えた方がいいという話でした。
プロ野球選手や将来レギュラーで活躍したいのであれば、高校時代の実践経験や、試合経験が大きな土台になります。
この期間に
補欠、
ベンチ外、
試合にあまり出させてもらえない、
このようなことがあると自分の野球レベルはどんどん下がっていくのです。
しかし
一番大事なのは自分の意志で行きたい高校に行くことです。
自分の意志で行った決断は後悔しません。
この記事が参考になったら幸いです。
それではまた👋
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