新型コロナウイルスかかった選手と濃厚接触者は2週間試合に出られないことになっている今のプロ野球。
レギュラーが抜けることに対してやばい!弱くなる!負ける!と思っている人が多いと思いますが、今回はコロナ感染者で主力が抜けても大丈夫な理由と、そこから生まれるカープへの期待を説こうと思っています。
この記事を読んでほしい人
☑プロ野球が好き
☑カープが好き
☑野球マニア、オタク
コロナで抜けたレギュラー陣と成績
コロナで抜けた主なレギュラー陣はこちらです
ヤクルト 青木宣親 内川聖一(3/31~4/16)
巨人 丸佳浩 中島裕之 若林晃弘(4/4~4/23)
日本ハム 西川遥輝 中島卓也 清水優心(4/30~5/15)
中島を除き全選手すべて開幕スタメンを勝ち取った選手たちです。彼らが抜けると戦力がダウンすると思われます。実際どうだったのでしょうか。
1人かかると濃厚接触者も特定されるから、コロナでなくてもアウトなんだよな
感染拡大を防止させることが1番ですからね。
成績推移
ヤクルト
開幕3連敗と最悪なスタートを切ったヤクルトですが、青木、内川が抜けた後(3/31~4/15)の成績は
7勝2敗2引分け
と大きく勝ち越すことに成功した。
青木と内川の穴を埋めた選手は、中村悠平と松本友だと思っている。
中村悠平は青木が抜けた後にそのまま2番に座り、今シーズン打率.284と打ちまくっている。5月に入り若干成績を落としているが、3月4月中は打率3割に乗せて打線を引っ張った。
松本友はBCリーグ出身育成から這い上がった苦労人だ。彼は内川の守るファーストや外野に入り、スタメン出場した試合では全試合ヒットを放つ活躍を見せた。現在はオスナやサンタナといった助っ人外国人の存在があり、出番を減らしているが、代打で結果を残している。
投手陣の踏ん張りも忘れてはいけない。
近藤、マクガフ、清水、石山を中心に無失点の継投を続けた点だ。12試合中8試合が2点差以内の試合だったことからよく投手陣が抑えたり踏ん張ったことがわかるだろう。
ヤクルトは現在3位につけて2位巨人を2.5ゲームを追いかけているよ。
巨人
丸佳浩 中島裕之 若林晃弘(4/4~4/23)が抜けた間の巨人の成績は
10勝5敗1分け
と大きく勝ち越していることがわかります。まさかの勝率.667は、丸不要論も出てきても不思議ではない成績ですね。
彼ら3人が抜けてもびくともしない選手層の厚さが巨人の強さだと思っています。セカンドは、吉川、若林、増田、北村、広岡などと好選手のそろった激戦区のポジションなので変わりはなんぼでもいます。そこでいろいろな選手がチャンスをもらい、現在セカンドは吉川が守っており、打撃も好調で3番に座っています。
ファーストや外野では香月や重信、亀井、松原や大城をファーストに持ってきたりと様々な使い方をしていました。現在も坂本や梶谷が戦線離脱している中でも上位をキープできるのはこの選手層の厚さなのかなと感じています。
2位につける巨人。首位阪神を追いかけます。
日本ハム
現在パリーグ最下位に沈む日本ハム。西川遥輝 中島卓也 清水優心(4/30~5/15)が抜けている間の成績はどうだったのでしょうか。
4勝5敗でした。
なんだか微妙に感じるかもしれませんが、抜ける前の成績は、
8勝16敗4分けでした。
やはり成績が上がるんですね。特に西川が抜けて頭角を現した選手は五十幡亮太です。五十幡は中学時代サニーブラウンに勝った選手として俊足が武器の選手です。彼がスタメンで使われ始めて、現在(5/27時点)ファイターズの1番に定着しつつあり、8試合連続安打とプチブレーク中です。西川が戻った後も試合に出続けています。
若手には絶好なチャンスや!
次のページではまとめとカープへの期待について書いてあるよ!
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