22卒です。23卒や24卒の皆さんにも私のような部活を辞めた人は多くいるのではないですか?よく就職活動に野球部や体育会系の”部活”に所属すれば就職活動が有利と言われています。私は部活を辞めて就活に臨みました。部活を辞めた就活生の参考になれば幸いです。
体育会が有利だと言われている理由
辞めないほうがいいって聞くよな。
大学で”部活”に所属している人が少ないからです。
現在大学生の数は、
学部学生数は 262.4 万人で過去最高!
引用元:旺文社 教育情報センター 2020 年 9 月 23 日
と言われております。その中で体育会(部に所属する大学生)は5%と言われています。その数は約13万人です。262万人と比べるとかなり数が少ないですよね。その希少性が武器になります。
普通の大学生
ほとんどの学生の自己PRはこんな感じです。
学生時代頑張ったことを教えてください。
アルバイトです。バイトリーダーをしていました。
- 学生時代アルバイトをしていた人は多い。
- バイトリーダー(強み)が大量発生する。
周りの学生もアルバイトに力を入れたり、している人が多いため差別化が難しい。また、バイトリーダーをしていた人が大量発生する。
体育会系~野球部の場合~
学生時代頑張ったことを教えてください。
野球です!私は野球部で○○…
- 大学時代部活をしていた人は少ない。
- 普通の大学生とは圧倒的差別化が可能。
周りと違うことが言えるので圧倒的差別化が可能です。他にも野球部というだけでまじめや継続力がある。努力ができるという印象を持ってもらえるでしょう。そこが強い所です。
- 希少性が有利に働く。(大学生全体の5%)
- 野球部というだけでいい印象がある。(まじめ、努力できるetc..)
私の大学の就職状況(野球部を辞めなかった人編)
野球部を辞めなかった人は、野球部のコネが使えたり、面接でも存分に学生時代頑張ったことを野球とアピールすることができます。その希少性から、素早く内定を勝ち取ったり、コネを使い就活を賢くスマートに終わらせることができていました。
- コネが使える
- 面接でも有利「野球部でした」←希少性の高さ
コネを使える
コネが使えます。なぜコネが使えるのかというと
- OBの存在
- OB会の存在
があるからです。それだけOBの権力や存在感は大きいです。〇〇大学OBだけでもネームバリューがある所は強いですがそれ以上に〇〇大学野球部OBのほうが、より強みが増します。その後輩ってなるとそれだけで親密感が湧きますよね。採用が有利に働きます。
他にも〇〇大学野球部採用枠というものが企業ごとに設けられていることがあります。私の大学にも〇〇信用金庫や〇〇銀行など採用の枠がありました。他にも早稲田大学野球部の進路先がまとめてあるページを張っておきますが、毎年のように三井住友銀行や明治安田生命に内定者がいるのは、何かしらの枠があると考えることができます。
- OBやOB会が企業と繋がっている。
- 企業ごとに〇〇大野球部の採用枠がある。
面接で有利
何度も書いていますが、野球部だったことは有利に働きます。部活(体育会)というだけで周りと差別化できるからです。
- コミュニケーション能力
- 主体性
- チャレンジ精神
- 協調性
- 誠実性
この企業が求める能力ですが、部活をしている人は当てはまる能力ではないでしょうか。普段からコミュニケーションをとるため、上下関係慣れしてますよね。
主体性をもって練習しないと、上手くなりません。つまり大学でも野球ができるレベルにならないでしょう。
チームスポーツは協調性が磨かれます。挨拶や礼儀なども重視されるのが体育会。
このように体育会系部活動をしている人は
企業が求めている人物そのものだと思います
私の大学の就職状況(部活辞めた人編)
部活動を辞めると上記のようにOBの力を使うことや、面接で希少価値のある体育会というアピールができません。つまり普通の就活生になります。
差別化を野球部以外の理由で作る必要があります。そこが大変なところです。つまり多くいる就活生の仲間入りをしてしまうので激しい競争が予想されます。
部活動を辞めた人は就職活動で苦労します。
私はあまり辞めることをお勧めしません。
ただ辞めても就活の人事はやめてからどんな学生生活を過ごしたか。なににチャレンジしたか明確に答えることができれば逆に評価されます。
辞めて〇〇がしたかった。〇〇にチャレンジしたなど明確な理由があればなんとでも挽回できます。
辞めた人だからわかるメリット、デメリットを紹介したいと思います。
- 就活で苦労する
- 体育会限定就活イベントを使えない
- 部活以外のことに時間を使える
- 就活に時間をたくさん使うことができる
デメリット
- 就活で苦労する
- 体育会限定就活イベントが使えない
この2点があげられます。
就活で苦労する
就活では苦労しました。やはり野球部と書けないので、書いたとしても面接中に
実は野球部を辞めました!
なんでやめたの?
ここの理由がかなり重要になってきます。辞めた後何の目的もなしに、バイトや遊びに熱中していると、ここの理由に詰まってしまいます。
逆に辞めた理由がしっかり言えると、好印象を持ってもらえたり、いい評価をされます。そこは自信を持ってください!私が経験済みです。
- 辞めた後が大事!
〇〇部限定のような就活イベントを使えない
私たちの大学でも、〇〇部限定だけの就活イベントがあったり、野球部だけの会社説明会などがありました。それらは、野球部しか利用できないものであって、かなり優良企業も多かったです。
人事の人と距離も近かったことから、面接が有利に働くこと間違いありません。
- 〇〇部だけの就活イベントがある
メリット
- 野球以外のことに時間を使える
- 就活に費やせる時間は多い
メリットはこの2点があげられます。
野球以外のことに時間を使える
これは本当にでかいです。野球部は朝早くから夕方までかなりの時間的拘束があったと思います。週6の練習などですね。それが一切なくなります。
でも私は部活を辞めることによって武器が無くなると感じ、たくさんのアルバイトを掛け持ちでしたことや資格の勉強に取り組みました。
- アルバイトで社会勉強。
- 大人になると自分の時間を持つことが難しくなるのでその間に難関資格の勉強。
この膨大な時間を何に自分が使うが重要になってきますね!
部活動はやらされることが多いよな。
指示待ち人間になるのではなく、自ら行動していきましょう!
就活に時間をたくさん使うことができる
部活に所属しないことで出てきた時間を就職活動に使いましょう。
- 会社を調べる
- 会社説明会に行く
- インターンシップに参加する
このように部活に所属していればこの3つはなかなか難しいと思います。しかし、部活を辞めれば積極的に動けますし、行く必要があります。
結果的に納得のいく企業と出会えたり、やりたいことが見つけられるかもしれません。
結論 自分次第!
野球部の特典(イベントやOBの力)は使えなくなりますが、その分自分の時間が増えるのでその時間を就活や自己分析に費やすことが可能になります。
結局+-0(プラスマイナスゼロ)だと思います!
それでも結構大変でした…
体育会学生はウェブテスト免除または受けても合格ということがあるぞ!
私の場合、野球部の(就活イベントやOBの力) このような特典はありません。
野球部の同級生や友人はどんどん内定をもらい、焦りも生まれました。
イベントやOBの力のパワーはかなり強い。
就活のために嫌でも辞めんかった人がほとんどやで。
彼らは決して楽で楽しいわけではない大学野球を4年間やり切った民です。
このくらいのうまみはないとやってけられなかったでしょう。
しかし野球を辞めた私は自力で就活する必要があります。
私はそれでもたくさんの人から支えられて、就活を無事に終え、東証一部上場企業に就職することができました。
他にもベンチャー企業や中小企業からも多数内定を頂きました。
- 色々な企業を知った
- 就活のプロへ相談した
- とにかく大手企業中心にエントリー
特に色々な企業を知ることやたくさんの企業にエントリーすることが大事です。
面接や選考中でも落ちているかもしれないと思い同業他社や気になった会社にエントリーしましょう!
私は50社以上選考に進みました。大手企業はその内40社ほどでベンチャーや中小企業は8社中6社内定を頂きました。大手企業は5回最終まで行って1社だけ内定で4社は落とされました。それだけ大手企業に行くのは難しいと感じました。
就活アプリの勧め
毎日会社説明会行くのは面倒くさい。
いつも私から企業にアピールすのが疲れた…
まじめに就活をしていたらこのように感じることになるでしょう。
そうゆう悩みの解決のためにも、就活アプリを最低でも1ついれておくことを楽になります。
会社からオファーがくる。
おすすめ就活アプリ【無料】
OfferBox… 企業が学生に送るオファー数に制限があり。 いわゆる一斉配信ができないため、企業はしっかり学生のプロフィールを見て、オファーを送ります。
dodaキャンパス…ベネッセが運営するからこその、無料のキャリアイベントや時期に応じた添削サービスなど、成長支援・サポートが充実。
キャリアチケット…1万社の会社が登録しており、幅広い求人数。関東、関西、福岡、名古屋の人は実際に面談もでき、手厚い就活支援を受けられる。オファー数はかなり多くオススメ。
キミスカ…オファー数は多く来る。特に自己分析に役立つツールが充実しており、自己分析をするために入れるという方法もあり。
持ち駒は0にならない工夫をしていきましょう!私は3つくらい入れていました。。。ちゃんと使っていたのは2つ程度。
まとめ
就職活動は大変です。常に自分が企業にアピールしていく必要があり、企業は学生を選別していきます。
確率的には1万人受けて100~300人受かったり、もっと少なかったりします。もともと落ちるのが当たり前ですが、内定を取っていく周りを見て焦ったりすることもあるでしょう。
でも大丈夫です!自分のペースで、納得のいく就活を進めてください!早めの行動を心がけて、興味ある企業があれば全部エントリーして下さい!!
あなたの就活が上手く行くことを願っています!
それではまた✌
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