私は2015年~2018年卒の高校野球児でした。中国地方の甲子園常連校出身です。その時の実体験や体験そして現在就職活動中までの期間でいわゆる名門校に在籍して良かったと思うところをまとめたいと思います。
野球に限らずどんなスポーツをしていてもつながることが多いと思うのでぜひスポーツをしている子供たちや親御さんたちにもぜひ見ていただきたいです。
この記事をこんな人に見てほしい⚾
☑野球少年
☑子育て世代
☑高校野球世代
☑高校野球が好き
☑スポーツ強豪校への進学を考えている
強豪校に進学して良かったこと
進路先が多い
なんで強豪大学や社会人には名門校が多いんやろうか?
それは圧倒的実力、もしくは”コネ”が存在します。
強いチームの監督やコーチには大学や社会人チームとのつながりがあり、ルートというものが存在します。それは歴代OBがそこの大学や社会人で実績を作り、また選手を送ってもらいたいと大学や社会人のスタッフは思うからです。他にも純粋に甲子園で活躍し目にとまりスカウティングということもよくあります。
- ルートやコネは存在する!
詳しく!
強豪校の進路先のメリットとしてはこんな感じです!
- 進路先が多い
- 甲子園に出るとさらに広がる
歴史ある強豪校は、大学とのつながりが昔からあり、それなりに進学しやすくなっています。他にも甲子園出れば、より枠が広がります。スカウティングをされることや、そもそも大学からの進学の条件で甲子園出場というものがあったりするからです。
野球の強い大学や有名大学で野球をすれば、あなたの野球技術の向上はもちろん。野球が終わった後のキャリアも充実したものになるでしょう。
- ルートやコネがあり、進学しやすい
- 甲子園に出るとさらに進路先が増える
- いい大学や企業に入り、野球引退後も充実できる
設備がすごい
全てがそうかは定かではありませんが、私の高校は設備は素晴らしかったです。
このような器具を駆使して最高効率の練習や自分の課題を潰せるような練習に取り組むことができます。在学中に新しい室内練習場ができました。このように名門校となると学校側も積極的に設備を投資してくれます。そして私たちの練習も充実したものになり、素晴らしい環境で野球に没頭することができます!
ここだけの話。オフに室内練習場でフットサルするのが楽しかったな(笑)
就職活動で有利
就職活動で野球の名門校出身はかなり有利だと思いました。多分実際に22卒の私たちはかなり体感していると思います。面接官が野球したことある人や野球したことない人でも、野球したことない人でも名前が通っています。
学生時代頑張ったことは?
野球です!
〇〇高校で野球やってたんだね!知ってるよ!
~会話が盛り上がる、続く~
- 頑張った証明みたいな物
- 高校名や大学名が物語る
- 高校名や大学名で受かる
野球の上手い人の身近で生活できる
野球の上手い人と身近で生活できるのは個人的にはかなりメリットが大きかったです。私は特にへたくそで、周りから技術を吸収しようという気持ちが強かったので、積極的に話したり質問したりしていました。どんな人でも真剣に悩んでいたら真剣に考えてアドバイスをもらえます。独特な感覚や考え方があることを知ったり、観察力がすごいなと感じたこともありました。結果を出す人には必ず何か工夫や考え方があるということを学びました。単なる天才だと思っていた人ほど以外にも鋭い感覚や嗅覚を持っていたりしていました。すごい人には理由があることを学びました。この知識はどんな場面にも練習や試合にも引き出しとして助かります。大学野球でも生かされました。
- 結果を出す人には必ず何か工夫や考え方がある。
うまい人と過ごすのは刺激になります。例えば
「あいつより練習しよう」
「あいつには負けない」
このようにライバルの存在は自分を高めてくれます。あと一回振る。あと一回走る。ライバルよりはやる!この気持ちが自分もライバルも成長させます。この競争力が強いチームが強い理由なのかもしれません。
- 高い競争力が成長へとつながる
指導者のレベルが高い
名門校といわれている所は指導者の何かしらの能力が優れていると思われます。例えばプロをよく輩出する高校というのは、指導者のスキルが何かに長けています。投手コーチがすごいのか打者を教えるコーチがすごいのか、またはメンタル(プロや大人になって通用する考え方)を鍛えるのかがうまいのか、勝てる監督して戦術がうまいのかといろいろあります。
私の高校はよくキャッチャーや投手がプロに入ることが多かったので、その投手コーチとキャッチャーコーチはかなり優秀だったっと思います。とにかく合うあわないはあるにしても、レベルの高い技術的指導を行ってたと思います。冬の練習はとにかくきつそうでした。監督はプロや大学、社会人で活躍できるメンタルをセットするような指導だったと思います。自主練習主体だったので自ら考え主体的に行動できるように促していたのかもしれません。ライバル校の常勝チームはとにかく戦術や負けない野球をしてくるチームでした。そのチームの人に聞くと
”監督の言うことを聞いていれば勝てる”
というほどの絶対信頼があったそうです。強豪校にはいい指導者がいるので何の分野で強みがあるかしっかり調べたうえで、選ぶことをお勧めします。
- 監督の強みを理解せよ!
自分に合った監督を選びましょう!
一生の友人ができる
高校3年間同じ釜の飯を食い、厳しい練習と寮生活を耐え抜いた仲間との絆は深いモノがあります。一生の友人だと言い切れます。野球に限らず強豪という厳しい環境や寮生活を耐えぬいた仲間との絆は家族と遜色ない関係だと言えます。私の高校は北海道から沖縄までの地方から選手が集まっていたこともあり、現在では幅広く高校時代の仲間が分布しています。私は地方出身ですが、大阪に大阪、名古屋、東京と主要都市やそれ以外にも高校時代の仲間がおり、どこに遊びに行っても楽しめます。宿(友達の家)もあり、かなり楽しいです。就職活動でも友達の家を活用させてもらいました。コロナで今年はできませんでしたが、年末に1回広島でOB会がありそのあと学年でのみに行くのが最高に楽しいです。この日のために毎日頑張っている言っても過言ではありません!プロ野球や大学野球、社会人野球と同級生や先輩、後輩を応援できるのもかなり楽しい!常に身近に野球があるという感じです。野球好きにはたまらない環境で野球を辞めた後も野球を続けている仲間の活躍は励みになります!
- 卒業して良さがわかる!
一生の思い出ができる
妥協して進路選びしたらだめだよ!挑戦!
県大会優勝や甲子園準優勝は一生の思い出だと言えます。私はベンチ外で実際に試合には出ていなくてメダルも持っていませんが、そんなことはどうでもよくて、偵察部隊としてチームの力になれたことや、練習を盛り上げてチームに活気を与えて貢献できたこと、全力でチーム一丸となって優勝に向かって取り組んだことが最高の思い出となっています。人生でもここまで何か一つに全力で取り組める経験はなかなかないと思ってます。この野球以外でも寮生活でもつらいことばかりではなくて、楽しかったこともたくさんありました。現在飲み会などでは野球の話よりバカ話の方が多いです。高校時代の3年間は何よりも濃く素晴らしい貴重な体験をしたと胸を張って言えることができます。本当に素晴らしい体験や思い出だらけで入学して良かったと思っています。
- 三年間の経験は一生の思い出になる
まとめ
以上で後編を終わります!強豪校へ進学すると、在籍時は苦労することや大変なことも多いと思いますが、卒業してからそれ以上のリターンになると思います!私は素晴らしい思い出や友人ができたことが一番行ってよかったなと思えるところです。行きたいけど一歩勇気を踏み出せない人は私は強豪校へ行くことをお勧めします。覚悟と目的がはっきりしていれば必ず3年間やり遂げることが出来ると思います。
わちおそんなに高校良かったらもう1回高校も戻ればいいじゃん!
それは1億積まれてもむりだな(笑)
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