7年ぶりのプロ入りが期待される逸材が愛媛に現れました。漆原幻汰選手です。彼は愛媛の豊川高校から、四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツに入団しました。高卒1年目で全試合出場を果たす漆原幻汰選手。その実力と今後の展望について考察します。
漆原幻汰
小学校にリトルリーグで野球を始め、中学時時代には愛知豊橋シニアに所属しリトルシニア全国選抜野球大会で全国ベスト4。 ベストナインにも選ばれた。
豊川高校入学後、1秋からレギュラーを掴むと、チームの3番として豊川高校を引っ張った。
合同練習会では甲子園で巧打を披露。四国ILのテスト受け愛媛に入団した。
高校通算15発。
愛媛マンダリンパイレーツでの活躍
2021年シーズンの打撃成績
愛媛では開幕スタメンを果たし、全試合出場。
1番打者でチームのリードオフマンを務めると同時に、勝負強い打撃でチームを牽引しています。
サヨナラ打を2本打つなど勝負強い打撃が印象的です。
プレースタイル
50m6.1秒の俊足を生かした打撃と守備が魅力的です。
今シーズン失策はいまだ0で、守備範囲もとても広く、チームを何度もその好守で助けています。
肩の強さはふつうやや強いくらいで、取ってからの速さでカバーしています。
足は速いモノの、極端に当て逃げするような打者ではないのは好印象。
- 俊足を生かした守備&打撃
高校通算15発はしっかり振っていることの表れだと思います。
性格
負けず嫌いで気が強い
性格は選手から聞いたところかなりの負けず嫌いで気が強いそうです。
常に前に出る姿勢と上をどん欲に目指す探求心から、高卒1年目から大卒、社会人卒にも怯むことなく立ち向かった結果がレギュラーを手にし、好成績を残している要因になっているのではないでしょうか?
- プロ向きな性格
課題
足が速いのは間違いなのだが、盗塁の数が少ないのが気になります。
せっかくの足の速さを盗塁で生かすことができれば、強力な武器になり、相手にとってもっと嫌な選手になるだろう。
- 盗塁
リーグトップは現在40個に対し、漆原選手は7個です。
将来像
近本光司
私は漆原幻汰選手の将来像として、近本光司選手(阪神タイガーズ)を上げます。
俊足でありながら、当てに行かずしっかり振り切る所が近本選手を彷彿させます。
まだ彼は若く近本選手以上のポテンシャルを持った選手だと言っても過言ではないでしょう!
指名予想球団
- 中日ドラゴンズ
- 読売ジャイアンツ
- 埼玉西武ライオンズ
- 福岡ソフトバンクホークス
中日ドラゴンズ
愛知県出身ということもあり、中日ドラゴンズからの指名の可能性が最も高いのではないでしょうか?
高校時代も漆原選手のことを気にかけ、マークしていた存在ではあったようです。
読売ジャイアンツ
巨人は、毎年大量に育成選手を含む選手を多く指名するので可能性が高いです。
また徳島インディゴソックスから増田大輝選手や平間隼人選手など多くの四国IL出身者が在籍し、戸田懐生選手を2020年に育成指名し、今年支配下登録されました。
四国ILに対して印象が良くなっているかもしれません。
埼玉西武ライオンズ
2年前に岸潤一郎選手がドラフトで指名され、現在レギュラーとして活躍しています。
他にも、伊藤翔選手、上間永遠選手など、多くの四国IL出身者が活躍されています。
外野手も秋山が抜け、栗山もベテランになるなど、新戦力外野手が欲しいのではないかと予想します。
また、辻監督は足の速い選手が好きなこともあり、私はかなり西武から指名があるのではないかと期待しています。
福岡ソフトバンクホークス
選手の育成が上手く、即戦力より高卒を中心に指名し1流に鍛え上げるのが特徴のソフトバンク。
四国ILとは、毎年のように交流戦を行っており、チーム同士で交流が深い関係であるといえます。
漆原選手はソフトバンクの3軍戦でいいアピールを見せています。
漆原選手ソフトバンク戦の打撃成績
ソフトバンク3軍と言っても、千賀投手や甲斐野投手など、1流も調整出てくることがあります。※実例あり
ホークス戦通算打率は.258と悪くない成績ではないだろうか。
最初はプロの洗礼もあり8タコがありますが、試合ごとに適応力をみせその後は毎試合安打を放っています。
これは漆原選手の適応力の高さを示しています。
またソフトバンクは若い選手を積極指名することや、育成指名人数の多さから、漆原選手が引っかかるのではないかと予想しています。
- いいアピールができている
まとめ
漆原選手のドラフトに関する記事でした。
スピード感もあり、ユニホームの着こなしといい、愛媛マンダリンパイレーツの中で最もプロに近い存在だといえる漆原選手。
1年目でリーグを代表するリードオフマンになっています。
漆原選手のNPB指名を祈願してこの記事を締めくくります。
それではまた👋
コメント