強豪校も格下と思われる相手に接戦をし、負けることも珍しくありません。どのようにすれば勝てるのか。逆に負けない確率を高められるのか。偵察の守備ポイントを解説します。
偵察で勝てる
偵察で勝てる確率を徹底的に高めることができます。
例えばこの5つのことがわかるだけで、自チームは有利になります。
苦手なコース知り、そこを徹底的に攻めます。そうすると、ヒットや長打になる確率が減るでしょう。
得意なコースを知ることで、そこに投げなければヒットになる確率が減ります。
カウント別の球種を知ることで、投手や捕手の配球の傾向を知ることができるでしょう。
打球方向を知ることで、よく飛ぶ所に守ることができます。ヒット性の当たりもアウトにすることができるでしょう。
出るサインを知ることで、警戒がなくなります。盗塁がない選手に、盗塁を警戒しても仕方のないことです。
このように、偵察をしておくことは、あらかじめ答えを知っておくように、試合を有利に進めることができるのです。
偵察の守備のポイント5個を徹底解説
今回の記事では偵察の基本となるポイントを5個に絞って丁寧に解説していきます。
役立てていただけたら幸いです。
守備
守備は、投手目線と守備目線から相手の打者を分析します。
守備
- 苦手なコースを知る
- 得意なコースを知る
- 打球方向を知る
- 打者に出るサインを知る
- 積極的な打者か消極的な打者か知る
このポイント5点を解説していきます。
苦手なコースを知る
苦手なコースを知ることは、相手の弱点を知ることに繋がります。
相手のいい当たりや長打を減らすことに繋がります。
偵察のビデオや、実際に試合を見に行って、相手が嫌がるボールや手を出さないボールは苦手な球種であることが多いです。
- よく空振りする
- 手を出さない
- 凡打の結果球
これらのことです。
例えばスライダーが苦手という結論に至れば、実際の試合ではスライダーを中心に多投していけば良いのです。
苦手なコースや球種をヒットにするのは、普通の高校生では難しいことで、急に打てるようになるわけでもないからです。
苦手なコースを徹底的にに攻めるべし
得意なコースを知る
相手の得意なコースを知ることで、相手のヒット性の打球を減らすことができます。
例えば2ストライクで追い込んでいて、インコースの直球で勝負に行きます。
しかし相手は意図も簡単に打ち返されるともったいないですよね。
この場合相手は、インコース直球が得意な打者だったりするわけです。
このように得意なコースを知っていれば、その球種やコースを外して組み立てることができます。
当然相手はヒットの確率が減ってくるわけです。
絶対に投げてはいけないコースを見つける
打球方向を知る
打球方向を抑えることで、よく飛ぶ打球方向に守ることができ、アウトの確率が高まります。
いい当たりも正面を突き、相手のヒットを減らせることはもちろん。相手ベンチは徐々に嫌な空気が漂ってきます。
打者の打球方向を詳しく記録に残しておきましょう。
打球方向の残し方は、例えばショートゴロというように結果だけ書くのはダメです。
ショートの二遊間側なのか、正面なのか、三遊間なのかと詳しく書くことが必要です。
線を引いて打球方向を記入し、最後にまとめて1つの紙に蓄積させることで打球方向が明らかになるでしょう。
ポジショニングで相手にプレッシャーをかけ、ヒット数を減らしにいきましょう!
打者に出るサインを知る
相手チームのサインを解読することもやってくるチームは多いですが、
ここでいう打者に出るサインは、その選手にはどのようなサインが出るのか、出ないのか知るということです。
あらかじめ、どの選手にどんなサインが出るのかを知っておくことによって、相手に裏をかかれることや、奇策だと感じることが無くなります。
すべてが想定内の試合展開に!!
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落ちついた試合展開が可能に!!
よくも悪くも計算通りの試合展開が可能になります。
積極的な打者か消極的な打者かを知る
積極的な打者か消極的な打者かを知ることでカウントを有利に進めることができます。
このような打者のことを指します。
簡単に説明します。
積極的な打者
早いカウントから振ってくることが特徴なので、
- ボール球を振らす
- 難しい球を打たせる
このことが実践できると、手玉に取ることができます。
積極的な打者は、追い込まれれることを嫌う打者が多いので、早めに振ってきます。
また、ボール球で空振りを取られてしまうとどんどん焦ります。←弱点
一方で甘い球を投げると一球で仕留める可能性が高いので、気を付けたいポイントでもあります。
ツーストライク追いこんでいる気持ちで投げること!!
消極的な打者
バットをあまり振ってこないので、
- 初球絶対ストライク
- テンポよく投げ込む
このことができることが重要です。
しかし消極的な打者の難点は、
何を考えているのかわからない
ことです。
- 四球狙い
- 球種狙い
- コース狙い
- 打つ方向を決めてくるタイプ
- 状況で打撃を変えてくるタイプ
- 実は何も考えていないタイプ
考えられることは様々です。
間違いなく言えることは、ど真ん中を見逃すタイプの打者は、
- 待てのサイン
- 狙い球を絞ってくるタイプ
これまでどのような打撃をしてきたか、どんな球を見逃してきたかデータを取り分析することが重要になってくるでしょう。
待球型であって、何も考えてない打者の方が多いかも。。。
まとめ
野球の偵察の守備のポイントを解説しました。
これらの5つのポイントを抑えることで、確実に正々堂々と戦うよりは優位に試合を運ぶことができます。
少しでも役に立て、好成績につながれば幸いです。
それではまた👋
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