甲子園最多本塁打記録の保持者、中村奨成の活躍に対して広陵高校の同級生は驚いていません。しかも全く偶然だと思っていないのです。その理由はなぜなのか。高校時代のエピソードを元に徹底解説します。
中村奨成の6本の本塁打
中村奨成選手は6本の本塁打放ちました。そのすべてを1度振り返ります。
どれも完璧に捉えています。
特に勝負所での本塁打や、試合を決定づける本塁打が多かったです。
甲子園6本の本塁打は当時最多本塁打記録5本の保持者(清原和博)を抜く大記録を達成しました。
たまたまや運が良かったからと思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし広陵の同級生は偶然だと思っていません。
その理由を解説していきたいと思います。
当時、清原和博がもつ甲子園の本塁打記録は決して抜かれることのない成績だといわれていたよ。
中村奨成選手は凄いな~!
中村奨成選手の新本塁打記録の樹立を驚かない理由
- いつも勝負強かったから
- 練習試合から異常なほど打っていたから
- 期待やプレッシャーを力に変えられる選手だから
以上3点です。1つずつ解説していきます。
いつも勝負強かったから
中村奨成選手はいつも勝負強かったです。
例えば高校時代の練習試合の時、負けたら罰走として『45秒』というランメニューを走ります。
負けている時のココ1番のチャンスで打ってほしいと誰もが思っている時に必ず打っていました。
また、公式戦でも、とにかくチャンスに強くおいしい所は確実に持って行っていました。
3夏の広島県大会準決勝vs広島商戦の決勝本塁打や、決勝戦の広島新庄戦の先制スリーランホームランなどがあります。
このように勝負強さが際立っていました。甲子園でも相変わらずの勝負強さを発揮していました。
練習試合でも異常なほど打っていた
中村奨成選手は練習試合でも異常なほど打っていました。
まず100%タコりません。必ず毎試合1本は確実にヒットを打ちます。
また、特に3年生の時は異常で1試合に2本のホームランを打つのは当たり前でした。
特にプロ注目選手相手の投手(140キロを超えてくる右)はめっぽう強くプロ注目選手の相手の鼻を確実にへし折って帰らせていました。
甲子園前は世間の注目度は低かったですが、ソフトバンクのスカウトや西武ライオンズのGM渡辺久信氏など積極的に足を運んでいました。
甲子園活躍前は隠し玉1位として注目を集めていました。
このように練習試合や公式戦で大活躍していました。
特にスカウトが足を運んだ試合は確実に2安打以上本塁打を打つ確率も高かったです。
おそるべし勝負強さ。
期待やプレッシャーを力に変えられる選手だから
中村奨成選手は期待やプレッシャーを力に変えて確実に結果を残せる選手です。
私は1年生春から広陵でスタメンを張る中村奨成選手に質問したことがあります。
奨成ってなんでそんなに打ってほしい場面で打てるん?
声援が俺の力になるんよ。
奨成って試合で緊張したことある?
ない!
甲子園のあの大観衆で緊張せんかったん?
逆に楽しかったわ!
どんなプレッシャーがかかる場面でも、いつも以上の活躍をしていた中村奨成選手。
プレッシャーや期待を楽しいと感じることや、むしろ応えてやると意気込み、確実に期待に応えていきました。
同級生や広陵の先輩や後輩はこのことをよく知っています。
なので甲子園ではめちゃくちゃ打つやろうなと予測してたのが本音です。
予想通りの活躍をし、広陵を甲子園準優勝に導きました。
まとめ
中村奨成選手の高校時代の裏話を解説しました。
彼は本当に素晴らしい選手です。
もっと注目や期待が集まるリーグで大活躍することは間違いありません。
がんばれ奨成!
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