ブルペンではいいのに、試合になると四球を出してしまう。試合でスリーボールになると四球を出してしまう。そんな投手はメンタル面に問題があるも。1つの案としてこの教えを実践してほしい。
四球を出さない方法
ということを最初にお伝えしたい。
四球を出さない方法を考えるあなたは今も四球を出してしまうように意味がないのです。
理由は未来の結果はコントロールできないからである。
つまり、投げてみないとストライクになるか、ボールになるかわからないからです。
結果を怯えて四球を出さないように意識しても何も言い改善策になりません。
投げる前に”今”できることに力を注ぐことが重要なのです。
どういうこと?
四球を出さないなど自分自身でコントロールできない結果に意識するではなく、
意識すればどうにかできる
⇒”今”に注力することが重要
納得のいくベストボールを投げることで、結果としてカウントが取れる。打ち取れる。三振が取れるにつながるのです。
- ボールを投げる前の自分の準備やメンタルが重要
例えば
- 顎を引いて力まない
- 腕を振り切ることを意識
- 軸足にしっかり体重を乗せる
どうすれば修正できる考えよう!
例えで3点例を挙げました。
あなたの過去の経験上から、こうすれば良くなる!いい球が投げられる!というものや修正すべき所に力を注いでください!
その結果がベストボールや自分の思ったところにボールがいくことに繋がります。
『四球を出してはいけない』という考えは、何も進展を生まず、ネガティブな気持ちに繋がり、腕を縮こせたり、力みに繋がったりします。
自分の今できることに集中することで、ポジティブに投げることができます。
今を改善することが、ベストボールにつながるのです。
- 今できることに全集中しよう!
四球を出す人はメンタルが弱いのか
よく四球を出す人はメンタルが弱いと言われる。
果たして本当にそうだろうか。
現在メジャーリーグで活躍する前田健太投手はこのような話をしています。
心技体で僕の優先順位は「技→体→心」。メンタルは最後です。なぜか。選手個々や置かれた状況で異なりますが、確かな技術があれば、強いメンタルと自信につながるからです。
引用:【マエケンmind】勝敗を分けるのはメンタルではなく技術
技術があればそもそもストライクを簡単に取れるわけで、四球を出すことはほとんどないのではないでしょうか?
あなたが四球で悩むのはシンプルに技術がないからかも知れません。
そんなマエケンでも1度だけ上がってしまい自分の実力を発揮できなかった経験があったそうです。
それは1夏に出場した甲子園での出来事で日大三校に5回3失点のピッチングをしてしまったことの話です。
初めての甲子園、球場を埋め尽くす大観衆、自分の経験不足と緊張があるという状況で体がフワフワして地に足が着かない。
マウンドから5センチくらい宙に浮いている感覚でした。
大会後、自分の実力を100%発揮できるよう、常に甲子園での試合をイメージしながら練習に取り組みました。
引用:【マエケンmind】勝敗を分けるのはメンタルではなく技術
当時の前田健太選手はとっても悔しかったのでしょう。その結果
3年春の選抜大会では1回戦の1球目から自分の力を全て出すことができました。
その後、プロ野球やメジャーでのデビュー戦、ワールドシリーズなどの大舞台でも己を見失った経験はありません。
引用:【マエケンmind】勝敗を分けるのはメンタルではなく技術
高い意識をもって練習した結果が、技術的にも精神的にも成長でき、結果自信を手に入れたことで上がらなくなったのではないでしょうか。
心の重要性
それでも私はメンタルはかなり重要になると思っています。
私は野手の時に試合中暴投を投げてしまうことが多かったです。
練習では全く投げないのにです。
それは試合中に
暴投を投げてはいけないという考えをしていたからです。
大学時代にその悩みを克服することができました。
今改善や意識すべき点に注力した結果です。
それがコントロールに悩みを抱える投手も改善につながるのではないかと思い自分の経験を文章に変えました。
私がその考えに至った経験はこの本のおかげです。
野手や打撃のことに限らず投手のメンタルも実際のメジャーリーガーの事例と具体例が紹介されています。
買ってみても損はないと思います。
まとめ
野球はメンタルの持ち方で結果が大きく左右されるスポーツです。
メンタルが大事だと言われていますが、全てをメンタルのせいで片づけるのではなく、マエケンが言うように自分の技術から見つめなおし、鍛えなおすことも重要です。
メンタル的要素が自分の改善する余地があるのであればぜひ私が推奨する、今やるべきことに集中することに取り組んでもらえたらと思います。
良い結果につながったら幸いです!
それではまた👋
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