3年あれば一度は甲子園に出たい監督さんや選手も多いと思います。
高校時代このようなチームを作れば相手より有利に戦え、勝つ確率も高くなる。さらには誰でも目指せるチームだなというものをご紹介します。
この記事を見て得られるもの
☑勝てるチームが作れる
☑なぜ負けにくいチームがあるのかがわかる
☑トーナメントに強くなる
☑野球の考え方が広がる
目指すべきチーム
俊足×当てるのが上手い×バントができる×投手力
このような選手を集めたり、育成することで勝つ確率が確実に上がります。
しかも誰でも到達可能だということです。HRを打つバッターというのは数が少ないです。
しかし、当てるのが上手く足の速い打者は多いはずです。
遠くへ飛ばすことより、バントをする方が誰でも出来て簡単です。
この誰でも到達可能なチームでありながらあまり実践しているチームが少ないことと、なぜこのようなチームが強いのか、その理由について解説します。
これを実践しているチームが多いのが広島県です。特に広島新庄が徹底しています。
俊足の可能性
内野安打の可能性
俊足打者は凡打でも内野安打の可能性が広がります。さらに相手選手にも常にプレッシャーがかかることから、守備に自信のない選手からすると全員が天敵に見え常にプレッシャーをかけることができます。
プレッシャーや焦りがエラーにつながります。
内野安打が増えることは凡打でもヒットになる可能性があります。
盗塁
足が速いと盗塁が決まりやすくなります。盗塁が決まるとアウトを増やさずランナーを進めることができます。必ずしも足が速いと盗塁が決まるわけではありませんが、足が速いだけで相手チームは”盗塁があるかもしれない”と警戒します。それだけで自チームは有利になります。
もしランナー1塁にいるときは相手バッテリーはどう攻めが変わるのでしょうか?
配球にストレートが増える
相手バッテリーとしては走られたくないという考え方から直球が増えます。
直球が増えると打者は狙い球が絞りやすくなり、いい当たりを打つ可能性が上がります。
他にも監督はエンドランなど仕掛けやすくなります。
走られたくないな!
刺してやる!(ストレート多くなる)
ピッチャー牽制が増える
俊足のランナーがいることでピッチャーの牽制が増える。牽制のメリットとデメリットについてまとめておく。
牽制をする目的はランナーを刺すことや、スタートを切りにくくすることです。しかし一方でランナーを意識するとデメリットの方が多くなります。なぜなら、打者だけに集中してたものが、ランナーにも気を使って投げないといけなくなるからです。
例えば甘い球が来やすくなったり、落ちる系の球もストライクを取りにきたり、ワンバウンドが投げにくくなります。こうなると打者も当てやすくなり、ヒットやいい当たりの可能性が広がります。
クイックを意識する
クイックを意識すると走りにくくなりますが、その分球威や変化球ののキレが落ちます。
クイックを意識しない投手は、その分は盗塁成功率が上がるので、ありがたい話になります。
ランナー気にしない~
こういう投手もいます。しかし1点勝負になるとそうはいかなくなります。
ランナーセカンドにいれば、ヒット1本で帰れる
俊足がランナーにいるとヒット1本でホームに帰れる可能性広がります。ランナー2塁でも大いにありえますし、ランナー1塁で長打でもあります。スタートを切っていればさらにその可能性は広がります。他にもランナー3塁でゴロゴーでも可能性が高くなります。
俊足ランナーがいるとかなり得点力が上がることが分かった思います。
ホームに帰ると得点ができるスポーツです。次の塁に早く到達できる選手が得点力アップにつながります。
当てるのが上手い打者
勝つチームを作るには私は
強く振れるが空振りも多い<当てるのが上手く空振りが少ない
強く振れて空振りも少ない選手がもちろん1番いいです。しかしその選手はなかなかいません。
私はトーナメントで勝つ確率を上げるなら当てるのが上手く空振りが少ない選手が良いと思っています。当てるのが上手い選手には攻撃の選択肢が広がるからです。
前に飛ばしてくれる(何かが起こる)
トーナメントでは一発勝負なので、三振で何も起きないことが1番困ります。
それならば、内野ゴロで前に飛ばし、相手にプレーさせる方がミスの可能性もあり、三振よりは期待ができます。他にも外野に飛ばせば、どこかに落とせばヒットになります。
ランナー1塁や2塁では右打ちで進塁させることができます。ランナー3塁では、外野フライでも1点取れます。前進守備を敷いていれば、詰まったあたりでも内外野の間に落とせばヒットになります。
三振よりは何かが起こる”当てれるのが上手い選手”の方が良いことがわかります。
振れる選手の方が大事だろ
木バットでは振れないと球威に負けます。しかし金属バットなので、詰まっても割といい打球になります。
エンドランが出しやすい
空振りの多い選手には出しづらい戦術の1つです。しかし当てるのが上手い打者だと、出しやすくなります。
エンドランは凡打でもランナーを進めることができる戦術です。上手く行けば、ヒットが出ると、2つ先や3つ先の塁を奪うことができます。どんな監督でも出したい好きな戦術の1つです。この戦術が出しやすいとなると、チャンスを作りやすくなり、得点力がアップします。
粘れる
当てるのが上手いと、ファールが意図的に打てたり、厳しい球をカットできるようになります。粘れる選手がは非常に利点が多いです。
厳しい球をファールで逃げれるといいことが多いです。もう1球チャンスが生まれます。相手投手に球数を投げさせることにつながります。すると、相手のエースの球数多く投げさせマウンドから降ろさせることもできます。
フォアボールの可能性もあります。粘ってフォアボールは投手はかなりメンタルがきます。力的には投手が上回っているのに、(前に飛ばせていないから)ルール上フォアボールを出してしまった。マジ悔しいとなります。次の打者の初球はどうしても甘くなりやすくなります。
フォアボールの後の初球は甘くなりやすくなります。
粘ることで、球筋や投げてなかったボールを投げてきたりして、情報をつかむことができます。これを共有することで、打者は対策やいイメージをもって打席に入ることができます。得点力アップにつながります。
初見の変化球よりは、1回見といたほうが打てるわ
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