多くのプロ野球選手が取り組むジャベリックスロー。どうすれば遠くに投げることができるのか。そのやり方とコツについて動画と写真を交えながら解説していきます。
ジャベリックスローとは
今回はどのようにすれば遠くに投げることができるのかそのコツについて解説していきたいと思います。
理想のジャベリックスローの投げ方
①リラックスする
力を抜いてリラックスさせておきましょう。
②体重を軸足に乗せる
投球動作と同じです。
軸足にしっかりと体重を乗せます。
③体重移動を始める
下の力を上へと連動させていきます。
ヒップファーストの意識をもっているとさらに良いでしょう。
④胸郭を張り、オーバースローの意識を持つ
最後まで上体を遅らせることができるとこのような形になります。
理想的な投手のトップの形(割れ)ができています。
⑤縦に腕を振り切る
腕と記載していますが、
本人は背中や肩甲骨で押し込むイメージをもって投げています。
縦振り(オーバースロー)に必然的になります。
⑥フォローするまでしっかりと行う
しっかり球が真っすぐ&遠くに投げることができているのか軌道を確認しましょう。
遠くに投げるコツ
この3点が遠くに投げるために必要です。1つずつ解説していきます。
体全体で投げる
野球のボールは腕だけで投げたり、状態だけの力でボールを投げることが可能ですが、ジャベリックスローはそうはいきません。
下半身のパワーを上半身へと送って最後に腕を振らないと、真っすぐ投げることもできなければ遠くにも投げることができません。
このようにジャベリックスローを使った練習を積めば、必然的に体全体を使った投げ方が身に付くことでしょう。
またこのことができれば、自然と遠くに投げられるようになります。
胸郭を使うこと
胸郭とは 胸椎 (きょうつい) ・肋骨 (ろっこつ) および胸骨で囲われた部分を胸郭といいます。
アレックス脊椎クリニック公式HPより引用
写真のところの骨です。
ここを大きく開くことによって、腕で投げることが改善できます。
よって遠くに投げられるようになります。
腕投げが改善できる理由としては、
胸郭が張ることで起こる変化
- トップとリリースポイントの距離が取れる
- 胸郭の開きを戻す動作から肩甲骨から腕が引っ張られる
- 結果腕の力に頼った投げ方ではなくなる
ということです。わかりやすく言うと、”しなり”が生まれるということです。
ムチのように腕がしなり、腕が遅れて出てくることによって、結果として肘や肩の負担が軽減されます。
また、この感覚により腕を振って投げるという感覚もなくなることでしょう。
人それぞれの感覚
これは、人任せにはなりますが、
結局は自分の感覚だということです。
お手本になってもらった菊池投手は、
『自分の感覚にあるラインに腕を通す。』
『体を棒だと思って最後上から投げる。』
『肩甲骨と背中でボールを押し込むイメージ。』
このように話していました。かなり感覚的な要素が強くて本人でなければわからないことでしょう。
本人も言語化するのが難しいといっていました。
つまりコツや感覚は人それぞれだということです。
間違いないことは、ジャベリックスローを真っすぐ遠くに投げることができれば、投げ方は改善されていくということです。
これができるようになるには、『習うより慣れろ』ということなのではないでしょうか?
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まとめ
ジャベリックスローを遠くに投げるコツや投げ方について解説しました。
いかがだったでしょうか?
結局は自分自身の感覚で作り上げていくものです。
今日紹介した基本やアドバイスが参考になったら幸いです。
より良い投手を目指して頑張ってください!
それではまた👋
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