独立リーガーはシーズンオフ中にはどんなことをするのか?アルバイトだけだと思っていたら大間違いです。独立リーグで野球をやるか考えている人必見!
独立リーグの1年間のスケジュール
ここでは独立リーグの大まかなスケジュールを振り返ります。
2月〜3月 キャンプ
独立リーガーは、キャンプがあります。ここのキャンプから本格的なレギュラー争い始まりです。
そのキャンプ費は自費で10万円以上かかります。
そのためオフシーズンは資金を貯めるためにアルバイトをする必要があるのです。
3月〜9月 リーグ戦開幕
この実働約半年間は、給与が出ます!
ただし、給与は、球団や選手によってまちまちで、
10〜40万
独立リーグ公式サイトより
とされており、基本的に高卒や大卒の選手は約10万円程が給与だと考えてもらっていいでしょう。
決して多くはないのが現状のようです。
絶対プロになってやる🔥
9月〜1月 オフシーズン
ここが無給のシーズン開幕です。
順当に勝ち進み、プレーオフまで行けば9月も満額出るかもしれません。
しかしどこのチームも9月中旬にはシーズンの最終戦があるので、そこからは無給のシーズンとなります。
アルバイトするぞ!
シーズンオフなにする?
シーズンオフ独立リーガーがすることは以下3点です。
- 野球の練習
- アルバイト
- 地域貢献
以上です。1つずつ詳しく見ていきます。
野球の練習
野球の練習は、全体練習はほぼないので、主に自主練に取り組みます。
来シーズンに向けて体作りや、課題克服に取り組む選手がほとんどです。
独立リーガーたるものは、全員がプロ野球選手を目指しています。
日々成長し、少しでも夢の実現に向けて野球を上手くなる必要があります。
練習することは当たり前ではあります。
独立リーガーは野球が仕事のようなものです!上達あるのみ…
アルバイト
アルバイトをしないといけません。
アルバイトの目的
- キャンプ代
- お小遣い
- 生活費や家賃
四国アイランドリーグの選手や九州独立リーグの選手は元々暖かい気候にあるため、キャンプを行うために温暖な地に行く必要はありません。
しかし、BCリーグの球団の多くは冬や春はまだ雪が積もり、とても寒く練習どころではないので、キャンプに行きます。そのため
キャンプ費用としてお金を貯める必要があります。
キャンプ費用は自費である場合がほとんどです。
独立リーグの球団はリーグ全体でみたら、赤字なので、選手のためにキャンプ費用を賄うことはできません。
また親からの仕送りがない選手は、アルバイトで生活費を捻出しないといけません。
大体の選手は帰省します。ただし、帰省できない選手もいます。
それが
地域貢献
の存在です。詳しく解説します。
地域貢献とは
独立リーグのオフシーズンでの取り組みの一部を紹介させてもらいました。
大変失礼なことをいいますが、 私がオフシーズンがキツいという理由です。
独立リーグは赤字経営してるチームが半分以上あります。
ほとんどの球団は後援会を立ち上げて、資金を援助してもらっているのが現状です。
地域の方や企業から支えてもらい、なんとか黒字経営している球団もあるくらいです。
後援会に資金投入してくれる球団や県、市に貢献しないといけません。
それがオフシーズンに行う地域貢献です。
地域貢献なにするの?
- 小中学校の挨拶運動
- 地域のイベントの参加
- スポンサー企業の広告、宣伝
このくらいはマストにあると考えた方がいいです。
一方でこのような活動がない球団はラッキーと思うかもしれませんが、それだけ応援されてない球団となります。
下手するとシーズン中、給与が払えない球団に当たるかもしれません。
このような活動がある球団は大変かもしれませんが、それだけ応援してもらってる(お金が集まっている)球団ですので、お金面の心配はないのかもしれませんね。
まとめ
本当に都合のいい球団はない
独立リーグは、野球する環境は整い、プロ野球を目指していける環境ではあります。
ただし、多くの企業や人から支えてもらっている事実があります。
彼らに感謝の気持ちを伝える一環として、シーズンオフには地域貢献やスポンサーの広告や宣伝を行うことによって恩返ししているのです。
独立リーグで野球をやるか考えている選手の参考になったら幸いです。
それではまた✋
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