球速があれば…と思いあと一歩のところで夢を諦めてきた球児は非常に多いだろう。ただし、この本を読めば、夢がより近づくかもしれない。進学校の普通の高校生を何人も140㎞越え投手を輩出させた秘密のトレーニングがこの1冊に!
どんな本?
140キロを投げれる体になれます。
著者”高島誠”
野球✖️科学で、140キロを投げるために必要な筋肉や力を説明されています。
この本では、140キロに必要な能力が具体的に記載されています。
例えば?
- 柔軟
- ウエイトの重さ
- ○○走のタイムなど。
例えば、デットリフト何キロ以上や、立幅跳び、メディシンボールなどで何メートル投げれるかなどが挙げられます。
このように目に見えるわかりやすい数値やタイムを達成することによって140キロに到達できます。
このラインを140キロラインとこの本で呼んでいます。
140キロを投げられない選手はこのラインをクリアすることで、140キロを投げることができるという、番人共通の指標になっています。
どんなことが書かれているのか
1つずつ解説していきます。
フィジカル
技術的なことももちろんですが、フィジカル(筋トレ、ウエイト)中心に書いてありました。
投手に必要な140キロを投げるために必要な筋肉をどうやって鍛えていくかについて詳しく書かれてあります。
また、140キロ以上の目標球速を定めることも可能です。
150キロを投げるために必要なフィジカル的な能力までまとめられています。
重心による違い
フィジカルの次興味深い内容は、重心やバランスの違いによる正しい投げ方やトレーニング方法が記されていたことです。
このことで、より自分の体に合ったトレーニングを励むことができます。
また、最も効率の良い力の伝え方についても学ぶことができます。
聞いたことなかった内容なので、合う人にはすぐ効果が表れるかもしれません。
本のQRコードを読み取れば動画でトレーニングのお手本なども見れます!トレーニングの再現性は高いと思います。
グローブの使い方
グローブの使い方や型の付け方まで、タイプ別に紹介されていました。
ピッチャーも力の加え方によって様々なグローブの型がつくことでしょう。
このことも生かし、自分にとって正しい体の使い方について求めていきます。
本当に細かく、体の使い方や野球について本当に勉強されている方なんだと確信が持てました。
プロ野球選手を何人も指導しています。プロ野球選手から教えてもらいたいとオフシーズンに選手がジムに集まってきます。
武田高校の練習時間は50分!?
著者の、高島誠さんが指導されている武田高校は広島の中でもかなりの進学校です。
そのため、平日の練習時間は50分と短いです。
その高校を指導している高島さんの実績は指導歴8年で、11人の140キロ越えの投手と、2名の投手をプロ野球へと送り込んでいます。
この本は短い練習でも実際に成果を出してきたやり方やノウハウが詰まっています。
武田高校の選手は、野手も140キロを投げる選手も多く在籍しています。
また肩がどの選手も非常に強いです。
それは、高島誠トレーナーの140キロを投げる必要なトレーニングに励む人もいるからです。
このように、誰でも必要なトレーニングを積み重ねる”正しい努力”を積み重ねれば到達可能だという証明になっているのではないでしょうか?
まとめ
140キロは才能や1つ能力と思っていましたが、この本を読むと、理論的にも科学的にも立証されているトレーニングに励めば到達可能だということがわかりました。
武田高校は高校時代に何度も試合をしましたが投手の球が本当に速かったのを覚えています。
出てくる投手全てです。
ただ荒削りな選手もいましたが、このようなトレーニングを励んでいるからだと思いました。
球速に上げるために役立つことができたら幸いです。
それではまた✋
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