少年野球とソフトボール。小学生の息子さんを持つ親はどっちのチーム入れてたらいいか悩む親もいると思います。今回は両者を徹底比較したいと思います。
少年野球とソフトボールの違い
この3つが大きく異なります。1つずつ違いと、その少年野球との違いがソフトボールを経験することで利点となるポイントも解説していきます。
ボールの違い
大きさ | 重さ | |
ソフトボール(2号) | 9.1cm | 163g |
J球 | 6.9cm | 129g |
ご存じの通りソフトボール方が重くて大きいです。
ソフトボールのココがいい!
重くて大きなボールを打つので、少年野球出身の選手よりパンチ力が付きます。
中学生になり、少年野球出身の選手よりも強く大きな打球を放つことができるでしょう。
強く、押し込むスイングが身に付きます。
塁間の違い
少年野球 | ソフトボール | |
マウンドからホーム | 16m | 10.67m |
塁間 | 23m | 16.76m |
ソフトボールは少年野球の塁間と比べて狭いです。よりコンパクトになっています。
ソフトボールのココがいい!
少年野球より投手との距離が近く、体感スピードはソフトボールの方が速く感じます。
そのため少年野球の選手より速いボールに対して強くなります。
また守備面でもソフトボールの方が1塁まで近く、内野手は取ってからのスピードが少年野球より求められます。
そのため握り替えが少年野球の選手より上達するでしょう。
ルールの違い
ソフトボールは野球にはない2つの特徴的なルールが設けられています。
ソフトボールのココがいい!
リエントリー
野球はルール上、
1度交代した選手は再度出場することができません。
しかしソフトボールでは1度交代した選手も再度出場することができます。
そのためたくさんの選手に出場機会が与えられ、躍動することができます。
DP、FP制度
野球でもあるDH(指名打者制)のようなもの
ソフトボールはこれに加え、守備専門(FP)の選手を設けることができます。
少年野球には、指名打者制は取られていないので出場機会が減少します。
しかしソフトボールでは1人でも多くの選手に出場機会が与えられる仕組みが確立されているのです。
ソフトボール出身プロ野球選手
12球団の主なソフトボール出身プロ野球選手をまとめました。
約10%ものプロ野球選手が小学生時代ソフトボールを経験していました。
メンバーを見てもWBC日本代表選手も数多く在籍していました。
過去に56名の選手が海を渡りましたが、6名の選手がソフトボール出身でした。
また少年野球の競技人口は現在約11万人で、ソフトボールの競技人口はデータ画なのですが、1万人くらい?なのではないでしょうか?
仮にそのくらいとして考えると多くの選手がプロ入りを果たしています。
プロ野球選手になれる確率が上がるということができます。
まとめ
野球とソフトボールの両社の違いを比較しました。
私が考えるソフトボールの良さはシンプルに強く振る。取ってから速く投げるという行為をできる所です。
少年野球はチームによっては相手のミスを誘うような野球(バント多用、走塁でかき乱す)などを多く練習するチームもあります。
このような練習は勝てるようになりますが、選手のポテンシャルを伸ばす指導になっているとは思いません。
ソフトボールにはこのように選手のポテンシャルを伸ばすような競技性があるから競技人口的に多くのプロ野球選手が誕生しているのではないでしょうか?
野球親子の参考になったら幸いです。
それではまた👋
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